テナントやオフィスを守る一号警備

一口に警備員と言っても、会社によって勤務地や業務内容は大きく異なります。数ある警備員の仕事の中でも特に多いのがテナント警備です。専門用語で一号警備と呼ばれるこの仕事は、会社やスーパーマーケットなどのお店に駐在して建物の安全を守ることが主な役割となります。日勤と夜勤の違いはありますが、大半の所が勤務地が固定となっていることで同じルーティーンで働けるのがメリットです。新しいことを覚えるのが苦手な人でも安心して働けます。

公共の場を警備する二号警備

テナント警備と並んで警備員の仕事で多いのが二号警備です。二号警備は工事現場やイベント会場など公共の場での安全確保が主な仕事になります。勤務地が固定となるテナント警備と違って働く場所が定期的に変わるのが特徴で、環境の変化で常に新鮮な気持ちで仕事に取り組めるのがメリットです。ただし、警備会社は多くの所が直行直帰のシステムとなっているため、目的地までの道順などを自分で調べなくてはいけません。また、大半が屋外勤務なので夏や冬のように極端な気温変化がある季節は通常よりも体力が必要になります。

貴重品の輸送を仕事とする三号警備

警備員の仕事の中でも、特殊な部類に入るのが三号警備です。三号警備は高額な現金や宝石などの貴重品を目的地まで安全に運ぶことが仕事になります。盗難や紛失などのトラブルが起こらないように細心の注意を払って行動をしなくてはいけないため、他の警備よりも高い資質が求められるのが特徴です。会社によっては車両の運転で免許が必要なケースもあります。

警備員の求人は、人手が多くなる年末年始に特に多くなっていて、イベント会場・寺社仏閣の警備などの仕事があります。